日本が過去に酷いことを?どんな?「知らない習ってない」と答える動画

日本の残虐行為

スポンサードリンク

この海外インタビュー動画に登場する日本人は、ごく普通の市民に見えるが、過去のアジアで起こった不幸な歴史を「知らない、習ってない」と答え、その様子を衝撃をもってレポートしている。世界的にも二面性があることで知られる日本人は、ヘイトや差別問題にも建前と本音ががあるのだろうか?

日本は過去、中国・韓国に何をしたか?

日本のTVは、こういった内容のインタビューをまずしないだろう。日本の立場は、過去の不幸な出来事に何度も謝罪を繰り返し、中には「土下座外交をしている」とまで言う評論家や政治家がいるほど、「過去は済んだこと」という姿勢だ。しかし、事実はまったく違い、謝罪はおろか失言を繰り返し(保守派のいう謝罪とは失言の撤回のことを指していることがほとんど)、ましてや土下座など…。日韓平和条約により日本と韓国の不幸な過去は国家間では不問にされた、しかしそれは「過去の不幸がなかった」ことにはならない。

https://www.facebook.com/watch/?v=374428350108446

過去はなかったことにしたい日本人

南京、関東大震災での朝鮮人虐殺、日本は国外はもちろん、国内にさえ虐殺と言われるいくつものおぞましい闇歴史をもち、その露出を過度に恐れているようにみえる。遠い遠い過去ではない、自分たちのお爺さんが犯した罪である。

南京もアウシュビッツも捏造だと思う

高須クリニックの院長「南京もアウシュビッツも捏造だと思う

では、具体的に私たち日本人は過去、韓国に何をしたのだろうか。みんなが隣人について嫌中・嫌韓情報以外に何を知っているだろうか

写真記録 日本の侵略:中国・朝鮮

百人斬り

南京大虐殺で「百人斬り」を競う狂気の日本軍、当時の新聞記事を読んでみる

2018年12月12日

南京で百人斬りを競う日本人

南京の代表的な「百人斬り」について、当時の新聞を読んでみよう。文面から溢れ出る、世にも悍しい大日本帝国感がわかるだろうか。

百人斬り

東京日日新聞1937年11月30日付朝刊(第1報)

百人斬り競争! 両少尉、早くも八十人

常州にて二九日浅海、光本、安田特派員発】 常熟、無錫間の四十キロを六日間で踏破した○○部隊の快速はこれと同一の距離の無錫、常州間をたった三日間で突破した。まさに神速、快進撃。その第一線に立つ片桐部隊に「百人斬り競争」を企てた二名の青年将校がある。無錫出発後早くも一人は五十六人斬り、一人は二十五人斬りを果たしたという。一人は富山部隊向井敏明少尉(26)=山口県玖珂郡神代村出身= 一人は同じ部隊野田毅少尉(25)=鹿児島県肝属郡田代村出身= 銃剣道三段の向井少尉が腰の一刀「関の孫六」を撫でれば野田少尉は無銘ながら先祖伝来の宝刀を語る。
無錫進発後向井少尉は鉄道路線二十六、七キロの線を大移動しつつ前進、野田少尉は鉄道線路に沿うて前進することになり一旦二人は別れ、出発の翌朝野田少尉は無錫を距る八キロの無名部落で敵トーチカに突進し四名の敵を斬って先陣の名乗りをあげこれを聞いた向井少尉は奮然起ってその夜横林鎮の敵陣に部下とともに躍り込み五十五名を斬り伏せた。
その後野田少尉は横林鎮で九名、威関鎮で六名、二九日常州駅で六名、合計二十五名を斬り、向井少尉はその後常州駅付近で四名斬り、記者等が駅に行った時この二人が駅頭で会見している光景にぶつかった。
向井少尉 この分だと南京どころか丹陽で俺の方が百人くらい斬ることになるだろう。野田の敗けだ。俺の刀は五十六人斬って歯こぼれがたった一つしかないぞ。
野田少尉 僕等は二人共逃げるのは斬らないことにしています。僕は○官をやっているので成績があがらないが丹陽までには大記録にしてみせるぞ。

「事件」は日中戦争時、日本軍が上海周辺から中国の首都南京を目指して怒涛の進撃を続ける過程で発生した。二人の青年将校が、それぞれ戦場に持参した伝家の宝刀を使って、どちらが先に百人の中国兵を斬り殺せるか競争しているというのだ。報道によると、この第1報の時点で既に二人合わせて80人を斬っている。

百人斬り

1937年12月4日付朝刊(第2報)

急ピッチに躍進 百人斬り競争の経過

【丹陽にて三日浅海、光本特派員発】 既報、南京までに『百人斬り競争』を開始した○○部隊の急先鋒片桐部隊、富山部隊の二青年将校、向井敏明、野田毅両少尉は常州出発以来の奮戦につぐ奮戦を重ね、二日午後六時丹陽入場までに、向井少尉は八十六人斬、野田少尉六十五人斬、互いに鎬を削る大接戦となった。
常州から丹陽までの十里の間に前者は三十名、後者は四十名の敵を斬った訳で壮烈言語に絶する阿修羅の如き奮戦振りである。今回は両勇士とも京滬鉄道に沿う同一戦線上、奔牛鎮、呂城鎮、陵口鎮(いずれも丹陽の北方)の敵陣に飛び込んでは斬りに斬った。
中でも向井少尉は丹陽中正門の一番乗りを決行、野田少尉も右の手首に軽傷を負ふなど、この百人斬競争は赫々たる成果を挙げつつある。記者等が丹陽入城後息をもつかせず追撃に進発する富山部隊を追ひかけると、向井少尉は行進の隊列の中からニコニコしながら語る。

野田のやつが大部追いついて来たのでぼんやりしとれん。野田の傷は軽く心配ない。陵口鎮で斬った奴の骨で俺の孫六に一ヶ所刃こぼれが出来たがまだ百人や二百人斬れるぞ。東日大毎の記者に審判官になって貰うよ。

敵国首都南京への快進撃に国民は熱狂し、二人の「勇士」が百人斬り競争をしているという報道が伝わると、両少尉はたちまち有名人となった。記者たちは二人の所属部隊を追って続報を出し続けることになる。

百人斬り

1937年12月6日付朝刊(第3報)

《89-78》〝百人斬り〟大接戦 勇壮!向井、野田両少尉

【句容にて五日浅海、光本両特派員発】 南京をめざす「百人斬り競争」の二青年将校、片桐部隊向井、野田両少尉は、句容入城にも最前線に立って奮戦、入城直前までの戦績は向井少尉は八十九名、野田少尉は七十八名という接戦となった。

百人斬り

1937年12月13日付朝刊(第4報)

百人斬り〝超記録〟 向井106-105野田 両少尉さらに延長戦

【紫金山麓にて十二日浅海、鈴木両特派員発】 南京入りまで〝百人斬り競争〟といふ珍競争を始めた例の片桐部隊の勇士向井敏明、野田巌※両少尉は十日の紫金山攻略戦のどさくさに百六対百五というレコードを作って、十日正午両少尉はさすがに刃こぼれした日本刀を片手に対面した。
野田「おいおれは百五だが貴様は?」 向井「おれは百六だ!」……両少尉は〝アハハハ〟結局いつまでにいづれが先に百人斬ったかこれは不問、結局「じゃドロンゲームと致そう、だが改めて百五十人はどうじゃ」と忽ち意見一致して十一日からいよいよ百五十人斬りがはじまつた。十一日昼中山陵を眼下に見下ろす紫金山で敗残兵狩真最中の向井少尉が「百人斬ドロンゲーム」の顛末を語つてのち、

知らぬうちに両方で百人を超えていたのは愉快じゃ。俺の関孫六が刃こぼれしたのは一人を鉄兜もろともに唐竹割にしたからじゃ。戦い済んだらこの日本刀は貴社に寄贈すると約束したよ。十一日の午前三時友軍の珍戦術紫金山残敵あぶり出しには俺もあぶりだされて弾雨の中を「えいままよ」と刀をかついで棒立ちになっていたが一つもあたらずさ。これもこの孫六のおかげだ。

と飛来する敵弾の中で百六の生血を吸った孫六を記者に示した。
(写真説明)〝百人斬り競争〟の両将校 (右)野田巌少尉 (左)向井敏明少尉
=常州にて佐藤(振)特派員撮影=

(※編集者注釈※本記事中の「巌」は誤字。正しい名前は「毅」)

東京日日新聞の一連の記事の最後は、南京陥落前日の12月12日、孫文の陵墓のある紫金山の山麓で二将校に面会し、インタビューしたものである。二人とも目標の「百人斬り」は達成したものの、結局どちらが先に百人斬ったかが分からないため勝負は引き分け、改めて「百五十人斬り」を目指して勝負再開、という話で終わっている。

このように、事件をリアルタイムに伝えた東京日日新聞の一連の記事では、両少尉の行為は戦闘中に敵兵を斬った武勇伝として描かれ、勇猛果敢な皇軍の姿を求める読者から熱烈に支持された。

百人斬り

南京大虐殺で「百人斬り」を競う狂気の日本軍、当時の新聞記事を読んでみる

2018年12月12日

九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響

南京大虐殺とは

NHKは、「南京事件」とう検証番組を放送している。そのスクリーンショットと動画があるのでみてほしい。

南京大虐殺を実行するということは、この写真の見るもおぞましい大銃殺を再び実行することだ。
「やっぱり気違いだったと天皇の軍隊として」と証言する元日本兵。
「やっぱり気違いだったと天皇の軍隊として」と証言する元日本兵。
「何万という捕虜を殺したのは間違いない」と証言する元日本兵。
「何万という捕虜を殺したのは間違いない」と証言する元日本兵。

この放送のきっかけとなった本

「南京事件」のドキュメンタリーで、ギャラクシー賞優秀賞、「放送人グランプリ」2016準グランプリ、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞などを受賞した。

「南京事件」を調査せよ (文春文庫)

関連記事

関東大震災での朝鮮人虐殺

小池東京都知事が、「朝鮮人虐殺追悼祭」への追悼文を近年とりやめたことで知られる「関東大震災での朝鮮人虐殺」。両国国技館の北「横綱町公園」に慰霊碑が立ち石原都知事も毎年の追悼祭に追悼の書簡を送っており、この虐殺があったことは誰も否定できない。かつて東京で何がおこったのだろうか。この事件を映画にしたりドラマになることはほとんどない。理由は簡単。我々の祖父や祖母はしゃれにならないほどおぞましく無責任な大虐殺を東京のど真ん中で犯し、誰も責任をとらないでいるからだ。日本人はこの闇歴史を忘れたくてしょうがない。小池都知事のように。

https://twitter.com/guchirubakari/status/1167348811808657409

では、どんなおぞましい虐殺現場だったのか。多くの証言、記録、体験者の絵が残されているので、みてみよう。

親の目の前で子供の首切断

親の目の前で子供たちを並べて首を切ったという「本庄事件」。こんな地獄が日本の東京に起こっていて、誰も責任をとっていない。

朝鮮人虐殺に褒美を求めた加害者、冗談と笑いが飛び交う法廷、町村ぐるみの減刑運動

ジェノサイドの責任を取るどころか、減刑を求める虐殺者たちまで。詳細は下記リンクへ。

そして虐殺のあった闇歴史を隠したいどころか、中には再虐殺したいと夢見てる日本人もいるらしい。次の章で紹介するブログが政治家も含めたリンクを受け大人気だったというのだ。

虐殺遊びを描いた挿絵

ひたすら、おぞましい…。

https://twitter.com/TAMA6SI/status/901771113939648514

虐殺欲隠せずカルタに

どこまでおぞましくなれるんだ
関東大震災の朝鮮人虐殺が100年以上過去のことだと思ってはならない。なぜならこんなカルタが拡散されネトウヨのおもちゃになっているからだ。過去を反省し教訓にするどころか、虐殺のチャンスを伺い夢見る保守派たち。世にもおぞましくサド的だ。

これが夢見た10年後
ネットにあふれている虐殺扇動カルタ。現在もネトウヨや日本の保守派は朝鮮人虐殺を夢見ている。

日本の文化・カルタに刻む陰湿さ

隣国への差別感情を胸に「あ」から「ん」まで、ありったけの想像力でカルタの俳句とイラストを創作にどれほどの時間と労力がかかったのだろう。作者の心の闇の深さと根暗さを感じずにはいられない、日本を代表する文化だ。

アクチョンカルタ
ネトウヨが好んで使用する差別扇動「アクチョンカルタ」

アクチョンカルタの作者

この差別カルタの作者である、自称「サウスアイランド公国公爵ヒデ三世」さん(HPは現在廃止されている)。差別的なカルタの他にもたくさんの差別扇動を投稿していた人物。この方について掘り下げてみよう。

サウスアイランド公国
アクチョンカルタ」の作者であるサウスアイランド公国・ヒデ三世公爵運営の「サウスアイランド公国」ウェブサイトは現在廃止され見られないが、差別カルタ以外にも韓国への酷く差別的な内容を発信していた。高須さんや、ヒデ三世のように、ネトウヨには勲章が似合う。

ヒデ三世さんの消息(現在は閉鎖)

理由はわからないが、勲章もち、ネトウヨ、保守の皆さんは、中韓が憎くて憎くて仕方ないようだが、何故なのかいつかその暗い心に尋ねたい。その手がかりとしてこの、自称ヒデ三世さんの情報をまとめ中。

ヒデ三世

彼が誰なのか、分かり次第更新。ほとんどは現在使われていない情報ですが、公爵を知るプロファイルになるでしょう。

特徴

ここまで知ると、どんな人か分かってきましたね。

殺せと扇動する日本人保守派たち

2006年のヒデ3世ブログから5、6年。日本人の虐殺欲が目覚めのたか、「韓国人殺せ」のプラカードを掲げる嫌韓デモが東京新宿や大阪鶴橋、名古屋大須など全国に拡大した。大虐殺の日を夢見る保守派デモの人たち。彼ら保守派らは、もしそんな時が再びきたとき、過去の大虐殺を繰り返し、親の目の前で子供の首を切っていくのだろうか。

日本の残虐行為

「鶴橋大虐殺を実行しますよ!」と殺人教唆

2013年ごろ、大阪鶴橋で「鶴橋大虐殺」を扇動する街頭演説がネット上を騒然とさせた。駅のガード下のような場所で地元の人々が行き来し大勢の警察が見守るなか、公然と殺人、殺人を訴えたる女性の姿である。

警察の前で「鶴橋大虐殺を実行しますよ!」と叫ぶ女性の動画
「鶴橋大虐殺を実行しますよ!」と叫んだ女性。(2013年?当時の写真)

沈黙する警察

そして殺人教唆の次に驚くのが、身動きしない警察の姿。まるで雀の前のカカシだ。過去、関東大震災では警察や軍が虐殺の指揮をとり、市民たちを扇動し朝鮮人大虐殺を実行したというが、この動画をみると容易に想像がつく。

鶴橋で女性が発した虐殺扇動スピーチ

大虐殺を訴える女性のスピーチの文字起こしは以下の通りだ。

鶴橋に住んでる、在日クソチョンコの皆さん。
そして今ここにいる日本人のみなさん!こんにちは!
皆さん(鶴橋の韓国人)が憎くて憎くてしょうがないです。
もう、殺してあげたい。
いつまでも調子に乗っとったら、南京大虐殺じゃなくて鶴橋大虐殺を実行しますよ!
日本人の怒りが爆発したらそれくらいしますよ!
大虐殺を実行しますよ!
実行されるまえに、自国に戻ってください!
ここは日本です。朝鮮半島じゃありません!
いい加減、帰りやがれー!

鶴橋大虐殺を実行しますよスピーチより(2013年くらいの大阪鶴橋で)

耳を疑うほどひどい言葉だ。これ以上におぞましい殺人教唆が戦後あっただろうか。

従軍慰安婦(性奴隷)問題

韓国だけがこの問題を大袈裟に煽っている」。日本の教科書はもちろん、ニュースやワイドショーだけをみていたら、そんなネトウヨなる。でもこの問題はアジア中で噴出している、今も決着されていない日本の闇歴史だ。

日本の慰安婦問題は世界中にある
日本の慰安婦問題は世界中に

スポンサードリンク

1 個のコメント

  • イヤー驚いた。
    こういう若い子がこういう事を言うとは!
    人間の心は恐ろしい。
    アラブとイスラエルの問題に似ている。
    こういう問題は長い歴史的な背景がある。こういうものは
    当面の問題から距離を置いて理性的に、互いに是是非非的に
    解決を目指さない限り永久に続くだろう。
    しかし、人間の自己中心性と感情的行動がそれを阻んでいる。
    ここに本質があるのだが人間はそれが出来ない。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です