NHK BS1スペシャルで放送された「戦慄の記録 インパール」のなかで特に重要なところをまとめました。インパール作戦は、戦死と言っても大半が病死や飢餓、自殺、猛獣に食われたり同胞に殺されたりで、戦闘で死んだわけじゃない。みんな生きながら地獄に放り込まれたようなもんだ。まさに戦慄。
そして、その教訓は活かされず、インパール だけでなく、似たようなことは他でもやってる。現代も。
飢餓からの人肉食へというと映画『野火』を思い出すが、インパールがまさにそのものだった。しかも生きたまま食われてしまう。
作戦に失敗した上、多数の犠牲者を出しながら上層部は責任を取らず、牟田口にいたっては多くの部下を死なせたことを悔いるより自身の名誉回復を願っていたわけだから亡くなった方々も浮かばれまい。日本軍が国民を消耗品としか考えてなっかたことがよくわかる。
参考
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