日本の戦犯企業の裁判敗訴への不満を経済問題に持ち込んだことでWTOに提訴の手続きに入ったとのニュースが流れる昨今だが、長引く日本製品不買運動によって、日本製のビール販売本数も激減。特に、韓国で日本風居酒屋を展開の韓国飲食業者は大きなダメージをモロ受けしいることとは反対に、なんと、日本風店舗を廃業し北朝鮮レストランに変更するという、まるで今のアジア情勢を反映したようなニュースが話題になっている。
以前あったのはこの店
不買運動の影響がモロにでましたが、アジア平和のためです。
気になるこの話題、韓国のニュースはどう報じたか映像と背景について見てみよう。
韓国のニュースより
韓国世論はこの問題を、日本のレストランが北朝鮮に変更されたという点ではなく、北朝鮮の国旗や肖像画をお店のコンセプトにすることが韓国の法律に触れないか、表現の自由との兼ね合いの方向に視線が向いている。
まるで、北朝鮮の平壌通りを移転したような光景です。ソウルの真ん中、オープン目前の居酒屋です。北朝鮮の国旗と金日成・金正日親子の肖像画が飾られてますが「表現の自由」と見るべきか、話題となっています。
ソウル・ホンデ通り。オープン前のお店の工事が進んでいます。
建物の壁には、平壌通りのような絵と宣伝文句で飾られています。
工事中の建物には北朝鮮の国旗とともに、金日成・金正日親子の写真が飾られてます。
2ヶ月前までは日本式の居酒屋があったこの場所に、北朝鮮をテーマにした居酒屋が登場した。通行人は不便な気持ちを隠せなかった。
女性:「いち場面ならコンセプトと言えるが、すべての壁にあるって、やり過ぎってイメージが…」
男性:「拒否感もあるし、脱北者の方々や、朝鮮戦争被害者の方が見ることだってあるのでは…」
と地元の通行人は困惑気味だが、ネットにはこの話題に関して北朝鮮の文化を理解しようとの書き込みや表現の自由をどこまで許容すべきかななど熱い論争となったほか単に好奇心を表すコメントもみられる。
議論に包まれた飲食店社長の言葉はこう伝えたという。
作業員:「国旗のことで一度(社長)に聞いてみたら、すべて調べてしたことだと。調べた」
…と、店の経営者の判断は「国家保安法(北朝鮮賛美・宣伝を禁じる韓国の法律)」の上では反国家団体にはあたらないとの考えだと認識し、それ以上言うことはないという。
ある弁護士は「単に関心を引く目的に見えるので、国家保安法第7条・賛美鼓舞罪と判断するには難しい面がある」としながら「表現の自由の境界線上にある、と考える」との認識を伝えた。
動画
2ヶ月前までは人気の日本風居酒屋
その場所には、2ヶ月前まで人気の日本風居酒屋だったが、不買運動の影響でサッポロビールが主力商品だったその店が行き詰まったのだろう。過去のブログをみると相当人気だった様子がうかがえる。
日本風居酒屋「おいしい京都」
ツイッターの声
参考に、この北朝鮮居酒屋に関する韓国ツイッター民の声をきいてみよう。
ネトウヨさんの声
そんな、ネトウヨさんのエクストリーム反日認定に注意しよう。
海外のTVレポーターも話題に
参考サイト
http://m.ilbe.com/view/11198927410
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